日本学術会議ニュース・メール No.445

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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.445 ** 2014/5/9

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平成26年度日本カナダ女性研究者交流 【派遣者募集】

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■概要

平成26年度日本カナダ女性研究者交流

派遣者募集要項

平成26年5月9日

日本学術会議事務局

1.日本カナダ女性研究者交流とは

概観:日本とカナダの外交関係樹立75周年及び通商関係樹立100周年を

機に創設され、平成16年度から実施されている事業です。今年度は、

日本側がカナダに女性研究者を1名、カナダ側が日本に1名、それぞ

れ派遣する予定です。

対応組織:

日本側:平成20年度からは日本学術会議(それ以前は文科省)

カナダ側:カナダ王立協会(The Royal Society of Canada)

実績:平成16年度は、カナダから2名の女性研究者を日本が招きました。

平成17年度~21年度は、毎年日本から2名、カナダから1名ずつの

派遣を行ないました。平成25年度末にカナダから1名の派遣者を日本

学術会議が受け入れ、平成26年度から、日本から1名、カナダから

1名ずつの若手女性研究者の派遣を行うことが予定されています。

(平成22年度~24年度には、体制見直しのため調査及び意見交換

のための専門家派遣のみを行いました。)

内容:両国の優れた若手女性研究者が相手国の大学や研究機関に滞在(1週間

から10日間程度)し、専門分野における最近の研究動向等について

情報交換するとともに、初等・中等教育段階の学校(小学校、中学校、

高校)を訪問します。そこで、両国の研究環境や教育環境の違いや、

双方の優れた点、検討すべき点等を直に体験することにより、そこで

得た経験や知見を両国の女性研究者の育成や活躍のために活かしても

らうことを目的とするものです。

2.募集人数 1名

3.派遣時期

平成26年9月~10月、または平成27年2月~3月の期間のうち、

1週間から10日間程度。

4.派遣場所

カナダ内の大学、研究機関及び初等・中等教育段階の学校

(詳細については、受入先であるカナダ側との調整)

※大学、研究機関については派遣者自身の希望先を第一優先とし、

派遣者ご自身で訪問先との交渉を行っていただきます。今回は、

応募書類にこれらの訪問方からの「推薦書」(可能であれば)が

含まれますので、ご注意ください。

初等・中等教育段階の学校については、カナダ王立協会が訪問先

を斡旋する予定です。

注意:

◇ 旅費やスケジュールの関係上、カナダ国内での長距離移動を伴う場合

には、希望訪問都市数は2カ所まででお願いします。

◇ 希望訪問都市は、極端に離れた場所とならないようお願いします。

◇ 平成27年2月~3月の期間でのカナダ訪問をご希望の場合には、

カナダ国内の天候等の事情により、西海岸の都市での訪問が推奨され

ます。

5.派遣内容

(1)上記研究機関における情報交換ならびに専門分野に関する講演

(2)上記教育機関(学校)における生徒達との交流ならびに講演

6.応募資格

(1)平成26年9月~10月、または平成27年2月~3月に1週間から

10日間程度カナダを訪問することができる、博士号を取得して10

年から15年以内の若手女性研究者(博士号取得相当の場合も含む)。

(2)国内外において優れた研究実績があること。

(3)応募者の専門分野は問いません。

(4)日本学術会議の会員・連携会員以外の方でも応募できます。

7.費用負担

旅費については、旅費法の定めるところにより日本学術会議から支給いたします。

・日本国内における交通費

・日本からカナダ間のエコノミー・クラスの往復航空運賃

・活動日程に基づく訪問国内滞在費(宿泊、国内移動等)

8.求める人材

(1)子どもたちの教育に強い関心があること。

(2)アウトリーチ活動に積極的であること。

(3)人とのコミュニケーション能力が高いこと。

(4)英語で講演ができ、コミュニケーションが図れること。

9.応募方法

以下の提出書類を、平成26年5月23日(金)までにご提出ください。

(郵送、電子Mailともに可)

10.提出書類(A~Dはいずれも英文で作成してください)

A) 履歴書

B) 業績内容説明書:研究分野、研究成果の概要、研究の特色、独創性、

国内外における当該研究の位置づけと研究状況などを具体的かつ簡潔

にまとめる(図や表を含めても可)。

C) レター・オブ・インテント【Letter of Intent】:以下の内容を記載

してください((1)~(5)を全てご記載下さい。特に(1)と(2)は合せて

A4用紙一枚程度になるようにして下さい。):

(1) Why you would like to be considered for the programme?

(2) What you hope to learn from the experience?

(3) Preferred time frame for the visit (2014年9月~10月、

2015年2月~3月の中から希望の時期を記載してください)

(4) What institutions/laboratories you hope to visit?

□ 希望訪問先の研究者名、研究者連絡先情報(メール・電話)、所属

組織名、所属組織所在地、(決まっていれば)訪問可能時期の情報

を5件程度まで記載してください。

□ 希望訪問先は、特に長距離移動を伴う場合には都市数が2カ所程度

になるようご配慮ください。

□ 特に2015年2月~3月の期間での訪問をご希望の場合には、カナダ

国内の天候等の事情により、西海岸の都市での訪問が推奨されます。

(5) Any existing linkages with colleagues in Canada

D) 希望訪問先からの推薦書

【Letter of Support by a potential host scientist】:

可能であれば、上記「C) レター・オブ・インテント」(4)の希望訪問先

ごとに、以下の内容を含む推薦状をご用意ください:

□ Why he/she believes this young researcher would be a good

candidate for the programme?

□ His/her willingness to provide input and assistance when

coordinating the tour stop of the young researcher.

□ Previous or potential arrears of collaboration.

(いずれの書類も定型様式等はありませんが、フォントは11ポイント

もしくは12ポイントのサイズで、1ページ40行程度のフォーマットで

作成してください)。

11.選考方法

書類選考を通過した候補者について面接等を実施します。日本学術会議

では、若干名を選考のうえ、カナダへ推薦依頼し、その後、カナダ王立

協会が最終選考を行い、派遣者1名が選出されます。

また、面談の際には、10分程度で英語でのミニ講義を行って頂きます。

ミニ講義の場では、(1)自己紹介、(2)本プログラムへの応募動機、

(3)ご自身の研究紹介等を含めてご発表願います。カナダ王立協会からの

強いリクエストもあり、この模様を録画・録音させて頂き、日本学術会議

での面談を通過した方の録音・録画データを、他の書類と共にカナダ王立

協会に送付させて頂きますので、その旨予めご了承ください。

面談等の対象となる方には、5月末頃に詳細を別途ご連絡いたします。

面談日は、6月 5日(木)10時~13時、

6月11日(水)10時~13時の予定です。

12.提出先 〒106-8555

東京都港区六本木7-22-34

日本学術会議事務局 参事官(国際担当)付 国際協力係 宛て

(担当:中村、福島、楠本、細田)

TEL : 03-3403-5731

FAX : 03-3403-1755

Mail: i253@scj.go.jp

13.応募書類の提出締切り日

平成26年5月23日(金) (郵送の場合は当日必着)

※提出締切り日から3~4日の内に、応募書類受理の連絡を担当者から

メールにて差し上げる予定です。

応募書類を提出したにも関わらず、書類受理の連絡が届かない場合には、

お手数ですが、その旨をお申し出ください。

14.選考結果の連絡

日本学術会議内での選考結果については、6月中旬頃までには応募者全員に

結果をご連絡します。

カナダ側の選考結果については、7月中旬頃までには日本学術会議からの

推薦者全員に結果をご連絡します。

15.その他

派遣者には、カナダ派遣後1ヶ月以内に報告書を作成、提出していただきます。

以 上

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