沿革

 

・1986年、韓国のソウルで開かれた アジア競技大会科学会議(1986 Asian Games Scientific Congress)にて「アジア地域の障害者の体育・スポーツに関する科学的な研究の進歩と発展を図る」ことを目的に、アジア障害者体育・スポーツ学会(ASAPE)が組織されました。

その後、日本、韓国、台湾などの研究者らとともに、1989年に名古屋、1991年に宮崎で国際大会が開催されています。

 ・また1989年のISAPAのベルリン大会において、1993年横浜で国際シンポジウムISAPAを開催することが決定し、これを機にASAPEが正式にIFAPAのアジア地域の研究団体としてその傘下に位置づけられるなど、日本のアダプテッド体育・スポーツ研究に大きな弾みをつけることとなりました。以後西暦の奇数年にISAPA、偶数年にASAPEが開催されています。

 ・日本アダプテッド体育・スポーツ学会(JASAPE)は、アジア障害者体育・スポーツ学会(ASAPE)の日本の会員が1997年に筑波で研究会を開催したのを機に、日本部会として組織され、以後1999年からは医療体育研究会との合同研究大会を各地で開催しています。

 ・2003年から学術研究雑誌、「障害者スポーツ科学」を刊行

 ・2006年に学会名称を現在の日本アダプテッド体育・スポーツ学会として、会則などを整備するとともにASAPE傘下の独立した日本の学会となりました。

 ・2007年には日本学術会議 協力学術研究団体に登録されるなど、日本の学術研究組織として、発展してきています。  

ASAPE日本部会会長

 1997-2005 中田英雄(筑波大学)

  2005-2006  安井友康(北海道教育大学)

 JASAPE会長