日本学術会議ニュース・メール No.352

=======================================================================

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.352 ** 2012/7/13

=======================================================================

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◇ 公開講演会「東日本大震災復興の道筋と今後の日本社会」の開催について

(ご案内)

◇ 文部科学省科学技術振興機構(JST)からのお知らせ

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■---------------------------------------------------------------------

公開講演会「東日本大震災復興の道筋と今後の日本社会」の開催について(ご案内)

---------------------------------------------------------------------■

(開催趣旨)

東日本復興支援委員会および同委員会のもとに設置された三分科会から各提

言が今春に出されたが、その提言が一般社会に対してどのようなインパクトを

持ちうるのか、あるいはその提言に即しつつ日本学術会議が活動している内容

を、一般社会に問いかけ、そして一般市民からの意見をフィードバックしつつ、

日本学術会議が今後の復興支援に対してなすべき方向性の再検討を行う場とし

て、公開シンポジウムを第一部として開催したい。

シンポジウムは二部構成からなり、第一部「日本学術会議東日本大震災復興

支援委員会提言から」では「産業振興・就業支援分科会提言」ならびに「災害

に強いまちづくり分科会提言」の起草の代表者である小林良彰副会長ならびに

石川幹子第三部会員から提言の趣意を、その後の活動にも言及しつつ報告がな

される予定である。一方、第二部は「東日本大震災の復興と今後のエネルギー

問題」と題し、山川充夫第一部会員および植田和弘京都大学経済学研究科教授

を報告者として、東京電力福島原子力 発電所の大惨事が投げかける将来の日本

のエネルギー問題を中心に今後の日本社会のありかたを考えていきたい。

最後に総合討論を行い、登壇者相互の討議に加えて、フロアーからの質問へ

の回答を積極的に行う予定である。大西隆会長には冒頭にご挨拶を戴くほか、

総合討論に加わっていただく予定である。

◆日 時:2012年7月29日(日)13時30分~17時30分

◆会 場:京都大学北部総合教育研究棟益川ホール

プログラム

司会 丸井 浩(第一部幹事)

13:30~13:45 挨拶と趣意説明

松本 絋(京都大学総長)

大西 隆(日本学術会議 会長)

佐藤 学(日本学術会議 第一部部長)

第1部「日本学術会議東日本大震災復興支援委員会提言から」

13:45~14:15 「産業振興・就業支援分科会提言を踏まえて」

小林良彰(日本学術会議 副会長/政治学・公共政策論)

14:20~12:50 「災害に強いまちづくり分科会提言を踏まえて」

石川幹子(第三部会員、東京大学大学院工学系研究科教授/都市環境計画)

休 憩

第2部「東日本大震災の復興と今後のエネルギー問題」

15:05~15:35 「原子力災害とFUKUSHIMA復興の苦悩」

山川充夫(第一部会員、福島大学教授/経済地理学)

15:40~16:10 「電力・エネルギーシステムの再設計とエネルギー政策」

植田和弘(京都大学経済学研究科教授/環境経済学)

休 憩(質問用紙回収と整理)

16:25~17:25 総合討論(フロアーからの質問への回答を含む)

司 会:大沢真理(日本学術会議 第一部副部長)

討議者:大西隆(日本学術会議会長)、佐藤学(同第一部部長)、

小林良彰(同副会長)、石川幹子(同第三部会員)、

山川充夫(同第一部会員)、植田和弘(京都大学経済学研究科教授)

17:25~17:30 閉会挨拶

※ 一般公開。参加費は無料。

※先着順。

詳細は、下記URLよりご覧ください。

http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/154-s-1-1.pdf

【主催】日本学術会議第一部、京都大学

【お問い合わせ先】

日本学術会議近畿地区会議事務局

E-mail:kensui.soumu@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

日本学術会議事務局第一部担当 嶋津(TEL:03-3403-5706)

■---------------------------------------------------------------------

文部科学省科学技術振興機構(JST)からのお知らせ

「希少元素代替材料」に関する日本-EU共同研究課題を募集中

---------------------------------------------------------------------■

JSTでは、欧州委員会研究・イノベーション総局(EC DG RTD)と共同で

「希少元素代替材料」に関する日本-EUの研究者による共同研究課題を募集

しています。

(1)対象領域:希少元素代替材料

(Development of new materials for the substitution of critical metals)

(2)支援期間:3年間

(3)支援規模:1課題あたり総額2億円(上限、間接経費含む)

(4)採択予定数:3課題程度

(5)応募締切:平成24年10月23日(火)午後5時

応募方法等、詳細につきましてはホームページをご覧ください。

ご応募お待ちしております。

http://www.jst.go.jp/sicp/announce_eujoint_02.html

お問い合わせ先:

独立行政法人科学技術振興機構(JST)

国際科学技術部

E-mail:jointeu@jst.go.jp

TEL:03-5214-7375

担当:長谷川

**********************************************************************

学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから

http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html

**********************************************************************

======================================================================

日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等

への転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお

読みいただけるようにお取り計らいください。

======================================================================

発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/

〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34