日本学術会議ニュース・メール No.449

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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.449 ** 2014/6/13

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◇ 国際社会科学評議会(ISSC)への加盟について

◇ 公開シンポジウム「航空宇宙、船舶海洋分野等における研究開発と利用応用

の橋渡しとバランス~双方向の流れをめざして~」の開催について(ご案内)

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国際社会科学評議会(ISSC)への加盟について

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平成26年5月13日にパリで開催された国際社会科学評議会(ISSC:International

Social Science Council)の執行委員会において、日本学術会議の新規加盟が承認

されました。ISSCは社会科学分野の各国アカデミーや国際学会により構成される国

際学術団体で、国連やユネスコと特別提携関係にあります。なお、国際学術団体へ

の新規加盟は10年ぶりとなります。

ISSC:http://krs.bz/scj/c?c=51&m=20962&v=31cfeff4

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公開シンポジウム「航空宇宙、船舶海洋分野等における研究開発と利用応用の

橋渡しとバランス~双方向の流れをめざして~」の開催について(ご案内)

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日 時:平成26年6月27日(金)9:30~17:30

場 所:日本学術会議講堂(1階)

東京都港区六本木7-22-34(東京メトロ千代田線 乃木坂駅5番出口左)

主 催:日本学術会議総合工学委員会フロンティア人工物分科会

趣 旨:研究開発と利用応用間を橋渡し、バランスをはかることは、航空宇宙や

船舶海洋分野をはじめ、例えば、天文台、原子力、加速器など様々なビッグサイ

エンスの領域において共通する課題である。言うまでもなく、双方向の流れをつ

くることは、行政側からの重要な視点でもある。利用応用は、産業・経済への成

果の展開以外にも、いわゆる施設として、あるいは観測手段を構築して成される

科学観測、科学実験を指す面がある。これは、研究開発と呼称される領域を、

シャープに理学と読むか、科学技術と読むかの違いにも起因するところで、フロ

ンティア人工物分科会では、理学面の学術活動の発展・増進をめざし、地球惑星

科学委員会とも連携して活動してきたところである。とくに航空宇宙および船舶

海洋分野においては、この狭義、広義両面での橋渡しとバランスへの取り組み方

が議論されるべきキーポイントである。

本シンポジウムでは、上述の観点について、関連分野を代表する講演者の方々を

お迎えし、また、いくつかのテーマ毎のセッションをオーガナイズして、ご意見

を発表いただき、それらの要旨を、前期に出されたフロンティア人工物分科会か

らの提言の改訂版に反映させることを目的とする。

プログラム

○基調講演 9:30~11:50

1.家 泰弘(日本学術会議 副会長)

2.久間 和生(内閣府総合科学技術会議議員)

3.西本 淳哉(内閣府宇宙戦略室室長)

4.長田 太(内閣官房総合海洋政策本部事務局長)

5.未 定(文部科学省)

6.奥村 直樹(独立行政法人宇宙航空研究開発機構理事長)

7.平 朝彦(日本学術会議連携会員、独立行政法人海洋研究開発機構理事長)

○一般講演 13:20~15:50

8.「独法での産業応用利用実例」

藤井 孝藏(日本学術会議連携会員、独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科

学研究所宇宙飛翔工学研究系教授)

9.「海洋分野における研究開発成果とその産業利用」

中原 裕幸(海洋産業研究会常務理事)

10.「大学での産業応用利用実例」

圦本 尚義(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院理学研究院教授)

11.「大学での取り組みとバランスに関する考え方」

佐宗 章弘(名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻)

12.「大学での取り組みとバランスに関する考え方」

牛尾 知雄(大阪大学工学部准教授)

13.「ビッグサイエンスにおける国際協力の経験と課題」

今村 努(独立行政法人海洋研究開発機構特任参事)

14.「産学官連携のあり方(Spin in vs Spin off)」

小川 眞司(独立行政法人宇宙航空研究開発機構新事業促進センター長)

15.「文系研究者による貢献の可能性」

中谷 和弘(日本学術会議連携会員、東京大学大学院法学政治学研究科教授)

16.「ILC加速器における国際協力」

17.「独法での取り組みとバランスに関する考え方」

中橋 和博(日本学術会議連携会員、独立行政法人宇宙航空研究開発機構理事)

○一般講演/パネルディスカッション 16:05~17:30

モデレータ:川口 淳一郎(日本学術会議会員、独立行政法人宇宙航空研究開発機

構シニアフェロー 教授)

■参加費:無料

■参加申し込み用サイト

http://krs.bz/scj/c?c=52&m=20962&v=042259a7

■問い合わせ先

公開シンポジウム事務局 担当:安田

宇宙航空研究開発機構(JAXA)シニアフェロー室

電話: 050-3362-3960/FAX: 042-759-8322

Email: FRONTIER@jaxa.jp

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発行:日本学術会議事務局 http://krs.bz/scj/c?c=55&m=20962&v=ca72a50f

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